会社を辞めて5か月。「時間」という人生最高の配当を受け取っています

資産形成記録

petit FIRE DIARY|退職5か月レポート

会社を辞めて5か月
資産より大きかった「時間」という配当

元看護師10年・簿記3級取得&2級/FP3級勉強中・4人家族のpetit FIRE実験ライフ

こんにちは、はとです。

看護師を辞めて、ちょうど5か月が経ちました。娘が小学校に上がるまでに資産3,000万円という目標を今年達成し、今は次の目標「下の子が小学校に入るまでに5,000万円」に向けて、ブログ運営や資格勉強をしながらのpetit FIRE生活を送っています。

この5か月、正直に言うと「資産形成の成果」よりも強く実感していることがあります。それは、お金の配当以上に、時間そのものが「配当」として自分の人生に還元されているということです。今日はそのことを、看護師時代の経験や今の主夫生活、資格勉強、そしてもうすぐ迎える子どもとの夏休みの話も交えながら、正直に書いてみようと思います。

1. なぜ「時間が配当」だと感じたのか

投資を続けていると、高配当株から毎月・毎年配当金が振り込まれる感覚に慣れてきます。何もしなくても、過去の積み上げが今の自分に還元される。この感覚、実は退職後の「時間」にもすごく似ていると感じています。

看護師として10年働いた分、そして節約と投資を続けてきた分の「元本」が、今の毎日の中で「時間」という形で配当されている。そう捉えると、資産形成のもう一つの意味が見えてきました。

📘 事実

退職前は急性期病棟・訪問看護・施設看護を合わせて約10年勤務。夜勤や不規則な生活を含め、平日は家族との時間より仕事の比重が大きい生活が続いていました。

💭 私見

資産形成をしていると、つい「いくら貯まったか」ばかりに目がいきがちです。でも実際に会社を辞めてみると、増えた資産の数字よりも「今日、娘を保育園に送れた」「夕飯を家族で一緒に食べられた」という時間の積み重ねの方が、体感としてはるかに豊かでした。

2. 5か月で実際に受け取った「時間の配当」4つ

① 娘の送り迎えという、当たり前の日常

看護師時代は夜勤明けやシフトの都合で、送り迎えを妻に任せる日がほとんどでした。今は毎朝毎夕、娘と手をつないで歩く時間が「日課」になっています。数字には残らないけれど、これは間違いなく「配当」だと感じています。

② 主夫業と料理という新しい挑戦

最近は料理にも本格的に挑戦していて、家事の中心も担うようになりました。看護師時代は栄養指導の知識はあっても、自分の家族のために毎日献立を考えることはなかなかできていませんでした。今は妻の体調(現在、第2子は安定期に入っています)に合わせて食事を考えられるのも、時間があるからこそできることです。

③ 健康への投資|97kg→84kgの変化

退職前は体重97kgまで増えていましたが、今は84kgまで落ちました。テニスを再開し、ランニングも習慣化できたのは、時間と気持ちの余裕があったからです。年内に80kg未満を目指して、引き続き取り組んでいます。

④ 資格勉強という、自分への投資

2026年6月に日商簿記3級を取得し、今は簿記2級とFP3級の勉強を並行して進めています。看護師時代は「勉強したいけど時間がない」の連続でしたが、今は毎日決まった時間に机に向かえる。これも立派な「時間の配当」の使い道だと思っています。

✅ 行動提案

「時間ができたら〇〇しよう」は、実際に時間ができると先延ばしになりがちです。私自身、送り迎え・料理・運動・資格勉強は「毎日やること」として先にルーティン化したことで、無制限の自由時間に飲み込まれずに済んでいます。もし早期退職やセミリタイアを考えている方は、退職後の1日のスケジュールを先に決めておくことをおすすめします。

3. petit FIREの平日スケジュールと「何もしない日」

セミリタイアや早期退職を経験した方の話を調べていると、共通して出てくるのが「自由な時間が増えすぎると、逆に手持ち無沙汰になり生活リズムを崩しやすい」という声です。実際、私も退職直後は「何をしてもいい」という状態に、少し戸惑った時期がありました。

今は下のようなイメージで、ざっくりとした「型」だけ決めて過ごしています。細かく縛りすぎず、あくまで目安です。

時間帯 やっていること
6:30〜8:00 起床・朝食づくり・娘の送り
8:00〜9:00 ランニング or テニス練習
9:00〜12:00 ブログ執筆・簿記/FP勉強
12:00〜15:00 昼食づくり・家事・買い物
15:00〜17:00 娘の迎え・公園や自由時間
17:00〜21:00 夕食づくり・家族の時間

そしてもう一つ、意識して作っているのが「何もしない日」です。週に1日程度、あえて予定もタスクも入れず、ゴロゴロしたり、思いつきで過ごしたりする日をつくっています。

💭 私見

退職直後は「時間があるんだから常に何かしなきゃ」と思い込んでいました。でも、ずっと予定を詰め込んでいると、会社員時代と変わらない疲れ方をしてしまいます。あえて「何もしない日」を先にカレンダーに入れておくことで、他の日の生産性やご機嫌も安定するように感じています。頑張りすぎないことも、petit FIREを続けるコツだと思います。

4. 今年の夏休み、子どもとどう過ごすか

今年の夏休みは、これまでとは全く違う感覚で迎えられそうです。会社員時代は「有休を調整して1〜2日だけどこかへ」というスケジュールでしたが、今年は平日にも子どもとゆっくり過ごせる。これも大きな「時間の配当」だと感じています。

とはいえ2026年の夏も記録的な猛暑が続いていて、物価高の影響もあり、お金をかけすぎずに子どもの体験の機会をどう確保するかは多くの子育て家庭の悩みどころのようです。そこで、我が家で考えている過ごし方の方向性を整理してみました。

タイプ 内容 ポイント
近場×平日 近隣の公園・図書館・児童館 無料・混雑回避・気軽に行ける
屋内施設 科学館・水族館・室内遊び場 猛暑日でも快適・学びにもなる
おうち体験 一緒に料理・工作・自由研究 コストゼロで「一緒にやる」ことが体験になる
プチ旅行 日帰り温泉・近県の海や川 1泊にこだわらず日帰りで満足度を確保

猛暑対策としては、外遊びは朝の涼しい時間帯か夕方以降に寄せて、日中は屋内施設に切り替えるのが今年の基本方針にしようと考えています。また、特別なイベントでなくても「初めて」「実物に触れる」「自分でやってみる」の3つがそろえば、虫取りでも料理でも立派な体験になるという考え方にも共感していて、お金をかけずにできる体験を積極的に取り入れるつもりです。

✅ 行動提案

夏休みの予定は「毎日どこかに出かける」と気負わず、①平日の近場、②猛暑対策の屋内施設、③おうちでできる体験、④プチ旅行、の4パターンを組み合わせて考えると、予算も体力も無理なく夏休み全体を乗り切りやすくなります。

5. お金の配当と時間の配当、比較してわかったこと

簿記の勉強をしていることもあり、つい何でも「資産」と「収益」で考えるクセがあります。そこで、お金の配当と時間の配当を、あえて同じ表で比べてみました。

項目 お金の配当 時間の配当
原資 投資した元本 これまで働いた10年間
受け取り方 口座に振り込まれる 毎日の生活の中で使う
再投資 複利で資産が増える 家族との信頼・健康・資格として蓄積
実感できる場面 証券口座を見たとき 娘と手をつないだとき

💭 私見

お金の配当は「増える喜び」がわかりやすい一方、時間の配当は意識しないと通り過ぎてしまいます。資産形成をがんばっている方ほど、一度立ち止まって「今、時間の配当を受け取れているか」を振り返ってみてほしいなと思います。

6. 看護師時代に見えなかったもの

急性期病棟や訪問看護の現場では、患者さんの最期や、ご家族の後悔の言葉に立ち会うことが何度もありました。「もっと一緒にいればよかった」という言葉を何度も聞いてきたのに、自分自身は仕事に追われて同じことを繰り返しかけていたと思います。

これまで3度の流産を経験し、今こうして第2子が安定期に入っていることも、私たち夫婦にとっては当たり前ではない時間です。だからこそ、この5か月間、家族と過ごせている一日一日を、以前よりずっと大切に感じています。

📘 事実

胃腸内科病棟をはじめとした急性期の現場、訪問看護・施設看護の現場で、合わせて約10年勤務。多くの患者さんやご家族の人生の節目に立ち会ってきた経験が、今の「お金と時間、両方を大切にする」という価値観につながっています。

7. これから|資産5,000万円と、資格という自己投資

資産形成の目標としては、下の子が小学校に入学するまでに資産5,000万円を目指しています。高配当株・米国ETF・インデックス投資の二刀流を継続しつつ、簿記2級・FP3級の勉強も並行して進めていくつもりです。

簿記3級で得た会計の基礎は、家計や投資成績を「数字」で正しく見る力につながりました。今勉強している簿記2級・FP3級は、税金や社会保険、ライフプランの知識をさらに深めるためのステップです。これも、時間があるからこそ取り組める「自己投資」だと思っています。

でも同じくらい大切にしたいのが、この「時間の配当」を意識的に受け取り続けることです。体重も年内80kg未満という目標を立てていますが、これも数字のためというより、家族と長く元気に過ごすための投資だと思っています。

✅ 行動提案

資産形成の目標を立てるとき、金額の目標だけでなく「その資産で何をしたいか」「どんな時間を過ごしたいか」も一緒に書き出してみることをおすすめします。ゴールが数字だけだと、達成しても物足りなさを感じてしまうことがあります。

8. まとめ|資産形成のゴールは、お金じゃなかった

3,000万円という目標を達成したとき、正直「これで終わりじゃない」と感じました。ゴールは資産の数字ではなく、その先にある「時間の使い方」だったんだと、退職して5か月経った今、あらためて実感しています。

投資にはリスクがありますし、退職や早期リタイアも人によって合う・合わないがあります。この記事は私個人の経験であり、結果には個人差があることをご理解いただいた上で、最終的な判断はご自身で行っていただければと思います。

それでも、もし今「お金のために時間を犠牲にしすぎているかも」と感じている方がいたら、一度「時間の配当」という視点で、自分の毎日を見直してみてほしいなと思います。

はと(元看護師・元鍼灸師)

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