REAL DOCUMENT|資産形成の実録
3000万円貯めるまでに
私がやったこと、ぜんぶ話します
看護師として働きながら、固定費見直し→ポイ活→投資の「二刀流」で資産形成した実体験ロードマップ
📋 この記事の内容
今回は「3000万円貯めるまでに何をしてきたか」を、できるだけリアルに振り返ってみたいと思います。投資の利益が出たことも大きいのですが、それ以前の「土台づくり」の部分が地味に効いていたなと感じているので、ここに一つひとつまとめておきます。看護師として働きながら、特別な才能も大きな副収入もない中で積み上げてきた、ごく普通の人の記録です。
① 固定費を根こそぎ見直す
FACT固定費は「一度見直せば効果が一生続く」節約です。スマホは格安SIMへ、電気・ガスは比較サイトで一番安いところへ切り替えました。
格安SIMは大手キャリアと比べて月3000〜7000円くらい下がることが多く、電力会社も自由化後は地域や使用量によって年間数千円〜1万円以上の差が出ることもあります。一度乗り換えてしまえば、その後は何もしなくても節約効果が積み重なっていくのが固定費見直しの強みです。
最初は正直「契約変更するの面倒くさいな」と思っていましたが、実際にやってみると手続きはオンラインで30分くらいでした。あの30分が、その後の数年間ずっと月数千円を生み出し続けてくれたと思うと、時間対効果は圧倒的に固定費見直しが一番だったと今でも思います。固定費は「見直したかどうか」で生涯のキャッシュフローが変わるレベルの差になります。
opinion正直、変動費の節約より固定費の見直しのほうがコスパいいと思っています。一回頑張れば終わりですし、我慢する系の節約と違ってストレスもほぼゼロです。サブスクの見直しも同じ理屈で、使っていないサービスを定期的にチェックする習慣をつけていました。
② 支払いはクレカに一本化+100万円修行
基本的に支払いはすべてクレジットカード経由にしています。ちょうど三井住友カードの「100万円修行」(年間100万円利用するとゴールドカードの年会費が翌年以降永年無料になる、いわゆる100万円修行)をやっていた時期に出産が重なり、出産費用もクレカ決済にしたことで一気に100万円を達成できました。出産という大きな出費のタイミングと修行のタイミングがうまく噛み合った、ちょっと運も良かったエピソードです。
FACT三井住友カード ゴールド(NL)は年会費5,500円(税込)です。年間100万円利用すると翌年以降の年会費が永年無料になり、達成するたびに毎年10,000ポイントがもらえます。
さらに対象のコンビニ・飲食店でスマホのタッチ決済をすると7%還元(セブン-イレブンは最大10%還元)になり、クレカ積立では毎月の積立額に対して最大1%還元されます。
注意点として、かつては電子マネーや決済アプリへのチャージを使った「抜け道」で100万円を埋めるやり方が知られていましたが、現在はその多くが集計対象外になっています。今はスーパーやコンビニでの日常的な買い物、公共料金や保険料、ETCなど「生活費そのものを集約する」のが正攻法です。これから100万円修行に挑戦する方は、抜け道頼みではなく生活費の支払いをまとめる前提で考えたほうがいいと思います。
家計を振り返ると、食費・日用品・通信費・光熱費・保険料あたりを全部このカードに集約しただけで、意外と100万円のラインは見えてきます。無理に使う額を増やすのではなく「今すでに払っているものの支払い方法を変える」だけで達成できるのがポイントです。
opinion一つ補足しておくと、三井住友ゴールド(NL)のボーナスポイントは年間100万円利用時にもらえる10,000ポイントが固定額なので、100万円をぴったり超えたあたりが還元率のピークになります。それ以上使っても還元率自体はむしろ下がっていく仕組みなので、「とにかくこのカードに全部集約して使えば使うほど得」というわけではありません。生活費の範囲で100万円ラインに乗せるのがちょうどいい使い方だと思います。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 年会費 | 通常5,500円→年間100万円利用で翌年以降永年無料 |
| 継続特典 | 達成年ごとに10,000ポイント |
| コンビニ・飲食店 | タッチ決済で最大7〜10%還元 |
| クレカ積立 | 最大1%還元 |
| 対象となる主な支出 | 食費・日用品・公共料金・保険料・ETCなど |
ACTIONクレカ決済可能な物件に住めるとなお良いのですが、今は銀行口座引き落とししかできない物件で、地味にこれが苦痛です。次に引っ越すならクレカ払い対応の物件は外せない条件にしたいと思っています。家賃は固定費の中でも一番大きい支出なので、ここが現金(口座振替)扱いなのは本当にもったいないです。
よく聞かれるので、似た立ち位置の他のゴールドカードとも軽く比較しておきます。三井住友カード ゴールド(NL)以外にも「年間利用額の条件をクリアすれば年会費が永年無料になる」タイプのカードはいくつかあり、それぞれ得意な使い方が違います。
| カード | 年会費無料の条件 | 強み |
|---|---|---|
| 三井住友カード ゴールド(NL) | 年間100万円利用で翌年以降永年無料 | コンビニ・飲食店タッチ決済7〜10%還元、SBI証券クレカ積立にも強い |
| エポスゴールドカード | 年間50万円利用でも年会費永年無料+2,500ポイント | 100万円が厳しい方でもハードルが低い。好きな3店舗を選んでポイントアップできる |
| 楽天カード(一般) | 年会費永年無料(条件なし) | 常時1%還元、楽天市場利用なら3%以上。固定費集約より日常の買い物向き |
| 楽天ゴールドカード | 年会費2,200円(条件での無料化なし) | 利用上限額が一般カードより高く、空港ラウンジが年2回無料 |
私の場合は「生活費を1枚に集約して100万円ラインを超えやすい」家計だったので三井住友ゴールド(NL)が合っていましたが、月の利用額が4〜8万円くらいでまだ100万円が遠いという方は、年間50万円で無料になるエポスゴールドのほうが現実的なケースも多いと思います。逆に楽天市場での買い物が多い方は、固定費の集約より楽天カードの還元率の高さを活かすほうが向いているでしょう。「自分の家計の使い方に合わせて選ぶ」のが一番大事で、ステータスだけで選ぶと続きません。
あと、いろいろな節約系の発信を見ていて納得したのが「クレカは枚数を増やしすぎないほうがいい」という考え方です。ポイントが分散して管理が大変になるだけでなく、最近は1年以上使っていないカードに手数料がかかるケースも出てきていますし、枚数が多いほど不正利用やフィッシング被害に気づきにくくなります。私も生活費の決済は基本1枚に絞り、目的が違うカードだけ少数を併用する形にしています。
もう一つ、NISA・iDeCoの積立を続けている身として地味に効いているのがクレカ積立のポイント還元です。SBI証券で三井住友カードを使って投信を積み立てると、年間の通常利用額が100万円以上ある場合は月10万円までの積立に対して1.0%還元になる仕組みで、積立を続けるだけで毎月ポイントが積み重なっていきます。楽天証券×楽天カードの組み合わせでも同様の積立還元があり、ゴールドカードに切り替えるかどうかは毎月の積立額によって損益分岐点が変わってくるので、自分の積立額に応じて検討するといいと思います。
ACTIONクレカ積立の還元率や条件は証券会社・カードの組み合わせによって頻繁に改定されるので、申し込み前に必ず公式サイトで最新の条件をご確認ください。改悪のニュースも多いジャンルなので、半年〜1年に一度は見直すくらいの感覚でいるのがおすすめです。
③ 付き合い方・お酒・タバコの線引き
飲み会のような「付き合いのための飲み会」は基本的に最小限にしています。一方で、気の許せる仲間と会う時間はちゃんと取るようにしています。ここは節約というより「何にお金を使うか」の優先順位の話です。
あと、友達が多くないタイプというのも、結果的には出費を抑えるのに良かったのかもしれません。お酒・タバコは元からやらないので、ここは特に頑張った感覚もなく自然に節約できていた部分です。看護師として夜勤もある働き方をしてきた中で、体調を整えることを優先していたら自然と飲酒・喫煙はしない生活になっていた、というのもあります。
「節約のために我慢する」のと「もともと自分の生活スタイルに合っていたから自然とお金がかからなかった」のは似ているようで全然違います。後者のほうがストレスがなく長く続けられますし、結果的に資産形成にも向いていたんだと思います。
opinion節約のためにわざわざ人付き合いを切るのではなく、自分にとって本当に大事な人とだけ会う、という価値観がたまたま資産形成にも合っていた、くらいの感覚です。無理に我慢している感じはありません。
④ 結婚前の貯金と「妻の協力」が最大の資産
これは地味に大きかったポイントです。妻が結婚前にある程度貯金していて(400万円くらいあったと思います)、それを元手に投資をスタートできました。最初の種銭がゼロからではなかったぶん、スタートのハードルがかなり低くなりました。
もちろん「種銭があったから上手くいった」だけで終わらせたくはなく、その400万円をどう運用するか、そこからどう積み立てを継続するかという部分は自分たちで決めて続けてきました。種銭はスタートダッシュをくれますが、その後の継続性のほうが最終的な資産額にはもっと大きく影響する、というのが今の実感です。
FACT投資は早く始めるほど時間を味方にできます。元手の大きさだけでなく「いつ始めたか」も資産形成のスピードに直結します。
ただ、ここで一番伝えたいのは「種銭があったこと」よりも、妻が同じ方向を向いて協力してくれたことです。正直、これが一番大きかったと思っています。固定費の見直しも、クレカ払いへの一本化も、外食を減らして自炊にすることも、浮いたお金を全部投資にまわすことも、自分一人の意志だけでは絶対に続かなかったと思います。
一番近い存在である配偶者が「お金の使い方」や「将来こうなりたい」という方向性に納得していないと、片方がどれだけ頑張っても、もう片方の支出や価値観とすぐにぶつかってしまいます。逆に同じ目標に向かって同じように取り組んでくれると、節約も投資も「我慢」ではなく「一緒に進めているプロジェクト」のような感覚になって、驚くほど長続きします。3000万円という金額そのものより、この土台があったことのほうが結果的には重要だったと感じています。
opinionテクニック的な部分(格安SIMやポイ活)はあとから誰でも真似できます。でも夫婦・パートナー間でお金の価値観を揃えるのは一番時間がかかりますし、一番再現性が低い部分だと思います。家計を分けず、お互いの収支や資産を見える状態にしておく「情報の透明性」が、すり合わせの土台になっていた気がします。
⑤ ポイ活・地域通貨をフル活用
〇〇Payや都道府県・市区町村ごとにやっている電子地域通貨(地域応援キャンペーン)はフル活用しています。日用品の買い物では必ずポイントや割引をチェックし、ネット通販はハピタス・モッピーなどのポイントサイトを経由しています。
FACTPayPayの自治体キャンペーンは岩手県・山形県・宮崎県など地方自治体で20%還元が多く、都市部より地方のほうが還元率が高い傾向があります。一方東京都・大阪府などは還元率10%中心ですが、付与上限が5,000〜10,000ポイントと高めに設定されていることも多いです。
こういうキャンペーンは「知っているか知らないか」だけで得られる額が変わってきます。住んでいる自治体だけでなく、実家や旅行先の自治体でキャンペーンが走っていることもあるので、出かける予定がある時はついでにチェックする癖をつけています。1回あたりは数百〜数千円でも、年間で見ると地味に大きいです。
| ツール | 使い方のポイント |
|---|---|
| PayPayなど〇〇Pay | 自治体キャンペーン中は対象店舗での決済で10〜30%還元のことも |
| 電子地域通貨・プレミアム商品券 | 居住自治体の発行情報を定期的にチェック |
| ハピタス | ネット通販・カード発行・口座開設前に必ず経由 |
| モッピー | 同上。サイトによって還元率が違うので両方比較 |
ACTIONクレカや銀行口座を新しく作るときは、申し込み前に必ずポイントサイトを経由するのが鉄則です!同じ申し込みでもポイントサイト経由かどうかで数千〜数万円分変わることがあります。
ハピタス(紹介コード:VVPTHI)→ https://hapitas.jp/appinvite?i=23461186
モッピー → https://pc.moppy.jp/entry/invite.php?invite=JMKqA1de
⑥ 自炊・家計簿・余剰資金は全部投資へ
外食は基本しないようにして、できる限り自炊をしています。家計簿はちゃんとつけて、お金の出入りを把握しています。そして一番大事なのが「余剰資金は全部投資にまわす」というルールです。貯めて満足するのではなく、貯めたお金をさらに働かせる、という発想に切り替えたのがここです。
家計簿をつけることの一番の価値は「節約すること」自体ではなく、「自分が何にいくら使っているかを正確に把握できる」ことだと思います。把握できていると、固定費を見直すべきポイントも、削れる変動費も、逆に削らなくていい部分も自然と見えてきます。なんとなくの感覚で節約するより、数字で見えている状態のほうが結果的にストレスが少ないです。
opinion節約・ポイ活・固定費見直しは、それ単体だと「数千円〜数万円」レベルの効果しかありません。でも「浮いたお金を全部投資にまわす」をセットにすることで初めて資産形成として大きく効いてくる、というのが実感です。
⑦ 高配当株+インデックスの「二刀流」で運用
浮いたお金の投資先として続けているのが、日本株の高配当株とインデックス積立を組み合わせる「二刀流」戦略です。NISA・iDeCoの非課税枠をベースに、iDeCoは月12,000円で運用しながら、NISAでは高配当株とインデックスファンドの両方を持つようにしています。
インデックス投資だけだと、資産は増えていくけれど「今は使えないお金」という感覚が強く、家計の安心感にはつながりにくいと感じていました。一方で高配当株は配当という形で定期的にお金が入ってくる実感があるので、メンタル的な安定剤になっています。両方を組み合わせることで「将来のための資産形成」と「今の安心感」を両立させているイメージです。
FACTiDeCoは原則60歳まで引き出せませんが、その分強制的に長期投資が続けられ、さらに掛金が全額所得控除になるという税制メリットがあります。NISAは非課税で運用しながら必要な時に取り崩せる柔軟性が強みです。役割が違うので、両方を併用するのが合理的です。
積立そのものも、前述のクレカ積立でポイントが還元される設定にしているので、「貯める・増やす・ポイントも貯まる」が一本の流れになっています。投資先を分散させるのと同じ感覚で、お金の流れ自体もできるだけ重複してメリットが得られる形に組んでおくと、後から見直す手間が減って続けやすくなります。
⑧ 無料の資産運用シミュレーターで未来を可視化
「このペースで積み立てたら将来いくらになるんだろう」というのを、感覚ではなく数字で確認する習慣も地味に効果がありました。使っているのは金融庁が無料で提供している公式シミュレーターです。特定の金融商品を勧めてくる心配がなく、中立的な立場で作られているのが安心して使えるポイントです。
| シミュレーター | できること |
|---|---|
| つみたてシミュレーター(金融庁) | 毎月の積立額・運用期間・想定利回りから将来の資産額を計算 |
| ライフプランシミュレーター(金融庁) | 家計の収支や貯蓄状況をもとに将来の家計を診断 |
ACTION「今の積立額のままで目標額に届くのか」を一度シミュレーションしておくと、無理して投資額を増やす必要があるのか、今のペースで十分なのかが分かって安心できます。3ヶ月〜半年に一回くらい、状況が変わったタイミングで見直すのがおすすめです。
つみたてシミュレーター(金融庁)→ https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/tsumitate-simulator/
ライフプランシミュレーター(金融庁)→ https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/lifeplan-simulator/
まとめ:特別なことはしていない
振り返ってみると、3000万円までの道のりは「派手な裏技」というより、固定費の見直し・支払いの最適化・ポイ活・自炊・家計簿・投資という地味な積み重ねがほとんどでした。元手として妻の貯金400万円があったことも大きいですし、看護師として働き続けてきたことも土台になっています。
一つひとつの工夫は数千円〜数万円規模の小さな効果しかないものばかりです。でも、それを「固定費」「決済」「ポイ活」「投資」という違うレイヤーで重ねていくことで、結果として大きな差になりました。特別なスキルや一発の大儲けがあったわけではなく、誰でも今日から始められることの積み重ねだったというのが、一番伝えたいことかもしれません。
次の目標は5000万円です。同じやり方を継続しながら、投資の比率や高配当株とインデックスのバランスをどう調整していくかを、これからも記録していきます。
資産形成の記録は今後も「お金と自由ラボ」で更新していきます。



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