第2子が生まれたら家計はどう変わる?4人家族の固定費をリアルにシミュレーション【プチFIRE世帯】

資産形成記録
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4NIN KAZOKU KAKEI SIMULATION

第2子を迎える我が家の家計シミュレーション
4人家族になったら固定費はいくら増える?

来年の復職を見据えた、プチFIRE世帯のリアルな数字

こんにちは、「お金と自由ラボ」のはとです。

現在、我が家は第2子を迎える準備を進めています。おかげさまで安定期に入り、上の娘と合わせてもうすぐ4人家族です。プチFIRE生活を送る身としては、家族が増える喜びと同時に「固定費がどれくらい増えるのか」という現実的な不安も正直あります。

加えて、実は来年には私自身も復職することも検討しています。つまり今回の家計見直しは「ずっとこの支出増を資産だけで支え続ける」という話ではなく、「復職までの1年ほどをどう乗り切るか」という、期間限定のブリッジ計画でもあります。今回は教育費・食費・保険を中心に、我が家の実際の数字ベースでシミュレーションしてみました。

【ファクト】この記事で紹介する金額は、あくまで我が家のケースをもとにした一例です。お住まいの地域や保育・教育の選択、家庭の方針によって金額は大きく変わります。目安の一つとして参考にしていただければと思います。

 

1. プチFIRE中に迎える第2子、正直な不安

娘が小学校に入学するまでに資産3,000万円という目標を立て、今年達成することができました。その勢いのまま、次は下の子が小学校に入学するまでに資産5,000万円を目指しています。

ただ、目標を立てた当時は家族が3人になることは想定していましたが、固定費として実際にいくら増えるのかまでは、正直きちんと計算できていませんでした。プチFIRE中は毎月の収入源が現役時代より限られるため、固定費の増加はダイレクトに資産形成のペースに影響します。だからこそ、感覚ではなく数字で把握しておきたいと思い、今回まとめてみることにしました。

もう一つ、今回の計算で大きな前提になっているのが「来年には復職する予定がある」ということです。永続的に支出が増え続けるわけではなく、期間限定で乗り切る計画だと分かっているだけで、同じ支出増でも不安の質はまったく違ってきます。

 

2. 現在の3人家族の家計ベースライン

まずは現在の3人家族(私・妻・娘)の毎月の固定費をベースラインとして整理します。プチFIRE世帯として、住居費や通信費などはすでにかなり見直し済みの状態です。今回は毎月の投資積立額も固定費の一部として含めて計算しました。

費目 現在(3人家族)の月額目安 備考
住居費(家賃+駐車場) 110,000円 賃貸・駐車場込み
食費 55,000円 自炊中心
保育・教育費 30,000円 幼稚園
保険料 18,000円 医療保険・収入保障保険
通信・光熱費 28,000円 格安SIM・電力プラン見直し済み
日用品・被服費 15,000円 子ども用品含む
投資積立 60,000円 NISA・特定口座への積立
合計 316,000円

※表は横スクロールでご覧いただけます

【私見】投資積立を「固定費」として扱うかどうかは家庭によって考え方が分かれるところですが、我が家では資産5,000万円という目標がある以上、投資は削れない固定費の一つとして考えています。ここを削ってしまうと、そもそもの目標達成が遠のいてしまうからです。

 

3. 増える固定費①教育費・保育料

教育費は、増加額が一番読みにくい項目です。自治体の保育料は世帯所得や兄弟姉妹の人数によって軽減される制度もあるため、一律に「2倍になる」わけではありません。我が家でも自治体の多子軽減制度を確認したところ、想定していたよりは負担が抑えられそうだとわかりました。

【アクション】第2子以降の保育料軽減や多子世帯向けの助成制度は自治体によって内容が異なります。妊娠中のうちに、お住まいの自治体の制度を一度確認しておくと安心です。

我が家では、保育・教育費は月額で1万5,000円程度の増加を見込んでいます。現在の3万円から4万5,000円になる計算です。これに加えて、将来の学費に向けた積立も、下の子の分として新たに始める予定です。

 

4. 増える固定費②食費・日用品

乳児期の食費は離乳食が始まるまでミルク代が中心で、実はそれほど大きな増加にはなりません。むしろ増えるのはおむつやおしりふきなどの消耗品、そして子どもが成長するにつれての食費の伸びです。

我が家では、乳児期は日用品を中心に月額5,000円〜8,000円程度の増加、離乳食が本格化する頃からは食費もあわせて増えていくと見込んでいます。主夫として毎日の自炊を担当している立場からすると、まとめ買いや作り置きでの工夫はこれまで以上に重要になりそうです。

 

5. 増える固定費③保険の見直し

子どもが増えるタイミングは、保険を見直す代表的なきっかけの一つです。我が家でも、収入保障保険の保障額を家族人数に合わせて見直す予定です。

【ファクト】プチFIRE世帯の場合、会社員時代と比べて団体保険や福利厚生の保障が薄くなっているケースが多いです。万が一の際に必要な保障額は、資産状況とあわせて定期的に見直すことが大切だと感じています。

保険料の増加は月額2,000円〜4,000円程度を見込んでいます。ただし保障を厚くする分、資産の取り崩しに頼らなくて済む安心感が得られるので、プチFIRE世帯にとってはむしろ必要な支出だと捉えています。

 

6. 増える固定費④ベビー用品など一時費用

毎月の固定費とは別に、出産準備にかかる一時費用も無視できません。ベビーベッド、チャイルドシート、ベビーカーなど、上の子のときに使ったものを再利用できる部分もあれば、買い替えが必要なものもあります。

我が家では、上の子のときに使った育児用品の多くを保管していたため、新規購入は10万円前後に抑えられる見込みです。フリマアプリや譲り受けをうまく活用することで、一時費用は工夫次第でかなり圧縮できると感じています。なお住居費については、家賃と駐車場をあわせて月11万円で現状のまま維持する予定です。手狭になった際の引っ越しは、復職後の生活が落ち着いてから改めて検討しようと思っています。

 

7. 固定費増加額まとめシミュレーション

ここまでの内容を、4人家族になった際の月額固定費増加としてまとめてみました。

費目 月額増加目安 増加後の月額目安
教育・保育費 +15,000円 45,000円
食費・日用品 +8,000円 78,000円
保険料 +3,000円 21,000円
その他変動費 +4,000円 19,000円
生活費 小計(投資除く) +30,000円 286,000円
投資積立 ±0円 60,000円
月間支出 合計 +30,000円 約346,000円

※表は横スクロールでご覧いただけます。金額はすべて我が家のケースに基づく目安です

生活費部分だけで見ると月額3万円、年間にすると36万円ほどの増加という試算になりました。投資積立の6万円を維持したまま計算すると、月間の総支出は約34万6,000円です。想像していたよりは抑えられる結果でしたが、これは自治体の軽減制度やベビー用品の再利用があってこそだと感じています。

8. 来年の復職を見据えた「ブリッジ資金」という考え方

ここが今回の家計見直しで一番大切だと感じているポイントです。この支出増は、ずっと続くものではありません。来年には私自身も復職する予定があるため、実質的には「復職までの1年ほどをどう乗り切るか」という、期間限定のブリッジ計画として考えることができます。

【私見】「一生この支出を資産だけで支え続けなければいけない」と「1年だけ乗り切ればいい」とでは、同じ金額でも心理的な負担はまったく違います。復職という選択肢があることが、プチFIRE生活における一番の安心材料だと感じています。

仮に投資積立を除いた生活費(月28万6,000円)をベースに、1年間のブリッジ資金を試算してみます。

項目 月額 年間(12ヶ月)
生活費(投資除く) 286,000円 3,432,000円
ブログ・アフィリエイト収入(見込み) -50,000円 -600,000円
実質必要なブリッジ資金 約283万円

※表は横スクロールでご覧いただけます。ブログ収入は保守的な見込み額です

1年間のブリッジ資金として必要なのは、およそ283万円という試算になりました。現在の資産3,000万円の規模から見ると、この金額を生活防衛資金の範囲内で確保することは十分に現実的です。投資積立の月6万円は、この間も止めずに継続する前提で計算しています。

 

9. 資産5,000万円目標への影響と、我が家の対策

復職までの1年間だけを見れば、生活費の一部を資産から取り崩す形になります。ただし復職後は収入が戻るため、5,000万円という目標そのものが大きく崩れるわけではないと考えています。むしろ「1年間だけ耐えればいい」と分かっていることで、無理に投資額を削るという判断をせずに済んでいます。

【アクション】復職の予定がある方は、支出増加分をすべて「今の資産で永続的に支える」と考えるのではなく、「復職までの何ヶ月分か」で区切って試算してみると、必要な金額がぐっと具体的になります。

我が家では、増加分の一部をブログ・アフィリエイト収入でカバーしつつ、不足分は生活防衛資金から取り崩す方針です。投資積立の月6万円だけは、復職までの期間も含めて止めない。これが今回の家計見直しで決めた、我が家なりのルールです。

 

10. まとめ:不安は数字にすると少し軽くなる

プチFIRE中に第2子を迎えるにあたって感じていた漠然とした不安は、実際に数字に落とし込んでみることで、思っていたよりも現実的な範囲に収まることがわかりました。特に「来年復職する」という見通しがあることで、支出増加は永続的な負担ではなく、1年限定のブリッジ期間として捉えられるようになったのが、今回一番の収穫です。

もちろんこれは我が家のケースであり、お住まいの地域や教育方針、働き方によって金額は変わってきます。それでも、これから第2子・第3子を考えているプチFIRE世帯の方にとって、シミュレーションの一つの型として参考にしていただけたら嬉しいです。

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