簿記3級を取ったけど何に使う?投資・家計管理で活かせた私の実体験

資産形成記録
実体験ブログ|簿記3級 × 投資 × 家計管理

簿記3級を取って、正直「これ何に使うの?」と思った話

2026年6月、簿記3級に合格しました。転職するわけでもないし、経理の仕事に就く予定もない。合格通知を見ながら、正直「取ったはいいけど、この知識、日常でどう活かせばいいんだろう」とモヤモヤしていたのが本音です。

でもしばらくして、「あれ、これ株式投資と家計管理にそのまま使えるじゃん」と気づいてから、数字の見え方がガラッと変わりました。この記事は、その気づきを実際に生活へ落とし込み始めた、いま進行形の記録です。

元看護師・プチFIRE生活中のはとが、簿記3級の知識を「資格」で終わらせず、投資・家計・資産形成に使い始めた実践を、図と表つきでまとめました。

  1. この記事でわかること
  2. なぜ簿記3級を取ったのか、そして何に悩んだか
  3. 先に結論|簿記3級を取った私が、今やろうとしている3つのこと
  4. なぜ簿記3級は、投資と家計でここまで強いのか
  5. 簿記3級を株式投資で活かす|企業の”健康診断”ができるようになる
    1. 1. P/LとB/Sがわかるだけで、投資の見え方は変わる
    2. 2. PER・PBR・ROEは、簿記の知識があると理解しやすくなった
    3. 3. 決算書が”数字の羅列”から”ストーリー”に変わった
    4. 4. NISAと積立投資は、簿記3級を学んでから仕組み化しやすくなった
  6. 簿記3級を日常生活で活かす|家計を”会社経営”として見る
    1. 1. 家計のB/Sを作ると、純資産が見えるようになる
    2. 2. 家計のP/Lを作ると、”黒字体質”かどうかが一発でわかる
    3. 3. 「資産」と「費用」の違いがわかると、ムダ遣いが減った
    4. 4. 減価償却の感覚を持つと、”買って終わり”を防げる
  7. 実践編|私が今日から始めた「簿記3級の使い方」5ステップ
    1. ステップ1|自分の家計B/Sをざっくり1枚で作る
    2. ステップ2|毎月の家計P/Lを作り、投資原資を見つける
    3. ステップ3|気になる企業を1社だけ決算書ベースで見る
    4. ステップ4|証券口座を整え、積立を仕組み化する
    5. ステップ5|純資産の推移を、月1回だけ確認する
  8. まとめ|簿記3級は、悩んでいた私に「使い道」をくれた資格だった
  9. 参考リンク
  10. X投稿案(3パターン)

この記事でわかること

  • 簿記3級を取ったあとに私が悩んだこと、気づいたこと
  • 簿記3級が株式投資で武器になる理由(PER・PBR・ROEとのつながり)
  • 家計をB/S・P/Lで見える化する、私なりのやり方
  • 今日から真似できる、簿記3級の使い方5ステップ

なぜ簿記3級を取ったのか、そして何に悩んだか

看護師時代の私は、恥ずかしながら一時期かなりの浪費家でした。『3000円投資生活』という本との出会いをきっかけに、節約と投資を学び始め、旧NISAからコツコツ積み立てをスタート。高配当株・米国ETF・インデックス投資を軸に、長期目線で資産形成を続けてきました。

今は退職してプチFIRE生活を送りながら、簿記2級・FP3級の勉強を並行しています。「もっと知識を増やして、実体験とセットで発信したい」という思いから受けた簿記3級でしたが、合格した直後は正直、使い道がぼんやりしていました。仕訳や勘定科目を覚えることが目的化してしまい、「で、これが自分の資産形成にどうつながるの?」というところまで、頭の中でつながっていなかったんです。

でも投資の勉強を続けていく中で、企業の決算書を見る目と、簿記で習った「収益・費用・資産・負債・純資産」という考え方が、ある瞬間にピタッとつながりました。「あ、これ企業だけじゃなくて、自分の家計にもそのまま使えるじゃん」と。そこから、簿記3級の知識を投資と家計管理に本格的に使い始めた、というのが今回の記事の背景です。

ちなみに簿記3級の勉強は、CPAラーニングという無料のオンライン学習サービスを使いました。公認会計士資格スクールのCPA会計学院が運営していて、簿記3級〜1級の講義動画が完全無料で見放題という、正直かなりコスパの良いサービスです。プチFIRE生活で教材費もできるだけ抑えたかった私にとっては、ここで基礎から独学できたのが大きかったです。

先に結論|簿記3級を取った私が、今やろうとしている3つのこと

1. 企業を見るときは「利益」だけでなく「財産」と「現金の余力」も見る
これまでは私も、売上や最終利益だけで「良い会社だな」と判断しがちでした。簿記を学んでからは、B/Sの厚みと資金繰りにも目を向けるようにしています。
2. 自分の家計もB/SとP/Lで管理してみる
「今月いくら使ったか」だけでは足りないと気づきました。今は純資産が増えているかどうかまで、月1回のペースで確認するようにしています。
3. NISAや積立を”感覚”ではなく”仕組み”で続ける
簿記3級を学んで一番変わったのは、数字を感情でなく構造で見られるようになったことです。長期投資との相性の良さを実感しています。
4. 資格の知識を「行動」に変える
この記事を書きながら、私自身も家計B/Sの見直しと、決算書を1社読む習慣づけを始めました。読み終えたその日に一歩動くのが、一番の近道だと感じています。

なぜ簿記3級は、投資と家計でここまで強いのか

簿記3級を学ぶと、「収益」「費用」「資産」「負債」「純資産」という、お金の世界の基本言語がわかるようになります。つまり、ニュースで見かける企業業績も、自分の通帳残高も、同じフレームで整理できるようになるということです。

浪費家だった頃の私は、株を買うときも「有名だから」「上がりそうだから」で判断し、家計も「今月は節約できたかどうか」で一喜一憂していました。でも簿記3級を学んでからは、企業も家計も、”数字の流れ”と”財産の積み上がり”で判断するという視点が加わりました。

図1|私の中で、簿記3級の知識が投資と家計につながった流れ




簿記3級
収益・費用・資産・負債・純資産

株式投資
決算書が読める
指標の意味がつながる

家計管理
お金の流れを見える化
純資産を増やす発想

結果
判断力が上がる
無駄遣いが減る
資産形成が加速する

私にとって簿記3級は「経理の基礎」で終わる資格ではなく、企業分析と家計改善の共通言語になった、というのが正直な実感です。

この記事の読み方
投資パートで「企業を見る目」を、家計パートで「自分のお金を経営する目」の話をしています。どちらか片方だけでも役立つ内容ですが、私自身は両方をつなげて考えるようになってから、お金への不安がかなり減りました。

簿記3級を株式投資で活かす|企業の”健康診断”ができるようになる

1. P/LとB/Sがわかるだけで、投資の見え方は変わる

投資を始めたばかりの頃の私は、「売上が伸びている」「利益が増えた」というP/L中心の見方をしていました。もちろんそれも大切ですが、それだけでは不十分だと今は感じています。利益が出ていても、借金が重すぎたり手元資金に余裕がなかったりすると、将来の安定性には不安が残るからです。

そこで役立つのが簿記3級の知識です。P/Lで”どれだけ稼ぐ力があるか”を見て、B/Sで”どんな財務体質か”を確認する。この2つをセットで見る癖がついてから、私自身、投資判断の精度が少し上がった感覚があります。

見る書類 簿記での意味 投資でわかること 私が見落としていた点
P/L(損益計算書) 一定期間の収益と費用、最終的な利益 本業でしっかり稼げているか 利益だけ見て安心してしまっていた
B/S(貸借対照表) ある時点の資産・負債・純資産 財務の安定性、借金依存度、自己資本の厚み 「資産が多い=安心」と早合点していた
現金・預金の厚み すぐ使える資産 不況耐性、投資余力、配当維持力のヒント 利益が出ていても資金繰りが苦しい場合があると知らなかった

2. PER・PBR・ROEは、簿記の知識があると理解しやすくなった

投資本でよく見るPER・PBR・ROEは、勉強を始めたばかりの頃の私には暗号のように見えていました。でも簿記3級を学んでからは、本質が思ったより難しくないことに気づきました。

指標 ざっくり意味 簿記3級とつながるポイント 見るときのコツ
PER 株価が利益の何倍まで買われているか P/Lの「当期純利益」とつながる 低ければ必ず割安、高ければ必ず割高、とは限らない
PBR 株価が純資産の何倍か B/Sの「純資産」とつながる 資産内容の質まで見ると精度が上がる
ROE 自己資本を使ってどれだけ利益を出したか 純資産を元手にした収益性を見る指標 高すぎる場合はレバレッジ要因も確認する
私なりの理解のしかた
PERは「利益から見た株価」、PBRは「純資産から見た株価」、ROEは「自己資本をどれだけ効率よく回したか」。簿記で学ぶP/LとB/Sの理解が、そのまま投資指標を読み解く土台になったというのが実感です。

指標定義の参考:JPX:PER
JPX:PBR
JPX:ROE

3. 決算書が”数字の羅列”から”ストーリー”に変わった

簿記を知る前の私にとって、決算短信は数字の塊にしか見えませんでした。でも今は、「売上は伸びたのに利益率が落ちている」「利益は出ているけど借入が増えている」「純資産が積み上がっている」といった変化が、少しずつ読めるようになってきました。

すると投資判断が、”なんとなく良さそう”から”この会社は今こういう局面にあるかもしれない”へ変わります。もちろん個人差はありますが、私にとってはここが資格勉強と実践の大きな分かれ道でした。

4. NISAと積立投資は、簿記3級を学んでから仕組み化しやすくなった

2024年からの新NISAでは、非課税保有期間が無期限化され、つみたて投資枠と成長投資枠の併用が可能になりました。長期・積立・分散をベースに資産形成を進めやすい制度で、私自身も旧NISAの頃からコツコツ積み立てを続け、今の資産形成の土台になっています。

項目 要点 私の活かし方
つみたて投資枠 長期・積立・分散向け 毎月の投資額を、家計P/Lの「利益」から自動で捻出
成長投資枠 個別株や幅広い商品に活用しやすい 高配当株・米国ETFを中心に、決算書を見ながら選ぶ
非課税保有期間 無期限 短期の値動きより”積み上がる純資産”を重視
年間投資枠 合計で年間360万円まで 家計に無理のない範囲でルール化

NISA制度の参考:金融庁 NISA特設サイト

注意
NISAが優秀な制度でも、無理な金額を積み立てると家計が崩れます。投資には価格変動リスクがあり、結果には個人差があります。先に「毎月どれだけ残せるか」をP/L的に把握し、その範囲で積立額を決めることを、私自身も大切にしています。最終的な投資判断はご自身の状況に合わせて行ってください。

簿記3級を日常生活で活かす|家計を”会社経営”として見る

1. 家計のB/Sを作ると、純資産が見えるようになる

浪費家だった頃の私は、家計管理といえば「今月食費使いすぎた」「固定費を減らしたい」というP/Lの話ばかりしていました。でも本当に大事なのは、自分自身のB/Sだと今は思っています。

預金・投資信託・iDeCo・持ち家の資産価値などは「資産」、住宅ローン・奨学金・クレカ未払金などは「負債」。そして、資産 − 負債 = 純資産が、自分の”本当の財産”です。私も娘が小学校に入るまでに3,000万円という目標を立て、今年達成できましたが、その過程で意識していたのはまさにこの純資産の増減でした。今は下の子が小学校に入るまでに5,000万円を次の目標にしています。

図2|家計B/Sの基本イメージ



資産
・預貯金
・投資信託 / 株式
・iDeCo / 企業型DC
・不動産(時価ベース)
・その他の金融資産

負債
・住宅ローン ・奨学金 ・カード未払金

純資産
資産 − 負債 = 本当の蓄え

家計簿を「出費記録」で終わらせず、「純資産の増減」まで追うようになってから、お金の管理がひとつ上のレベルになった感覚があります。

2. 家計のP/Lを作ると、”黒字体質”かどうかが一発でわかる

収入が多くても、固定費や浪費が大きければ投資に回す”利益”は残りません。これは会社も家計も同じです。だからこそ、家計をP/Lで見る発想が役に立ちます。収入を「売上」、家賃・通信費・保険・食費・交際費を「費用」、毎月の残りを「利益」と捉えると、節約が”我慢”ではなく”利益率改善”の施策に見えてきます。

家計P/Lの項目 具体例 改善の考え方
収入 給与、副業収入、配当、臨時収入 収入源を複線化できると安定しやすい
固定費 家賃、通信費、保険料、サブスク 一度見直すと効果が長く続く
変動費 食費、日用品、交際費、趣味 感情消費を減らし、満足度の高い支出へ寄せる
利益 貯蓄・投資に回せるお金 この金額を先取りで積立設定する

3. 「資産」と「費用」の違いがわかると、ムダ遣いが減った

簿記3級を学んでから、モノの見え方が変わりました。たとえば何かを買うとき、ただ「高い出費をした」と感じるだけでなく、それは資産なのか、すぐ消えていく費用なのかを考える癖がついてきました。

個人家計では会社ほど厳密に会計処理する必要はありません。それでも、「長く価値を持つ支出」と「その場で消える支出」を区別する意識があるだけで、買い物の質は変わると感じています。

  • この支出は、来月以降も価値を生むか?
  • 生活満足度を本当に上げるか?
  • 純資産を減らしてまで今買う価値があるか?
  • “見栄の支出”になっていないか?

4. 減価償却の感覚を持つと、”買って終わり”を防げる

減価償却は難しそうな言葉ですが、要は「高いモノは時間とともに価値が減る」という考え方です。この感覚があると、車・家電・PC・スマホなどの買い替え判断が冷静になります。

簿記3級がくれた一番大きな視点
支出を「高い・安い」で判断するのではなく、将来の価値・耐用年数・回収可能性で考えられるようになったこと。これは私にとって、勉強してよかったと一番思う部分です。

実践編|私が今日から始めた「簿記3級の使い方」5ステップ

ステップ1|自分の家計B/Sをざっくり1枚で作る

完璧を目指さず、預金・証券口座・ローン残高を1枚に並べるところから始めました。それだけで「なんとなく不安」が「どこを改善すべきか」に変わります。

ステップ2|毎月の家計P/Lを作り、投資原資を見つける

手取り収入から固定費・変動費を引いて、毎月の”利益”を把握する。ここで出た黒字分が、NISAや特定口座での積立原資になります。

ステップ3|気になる企業を1社だけ決算書ベースで見る

いきなり何社も分析する必要はありません。まずは自分が保有している銘柄、または普段使っているサービス企業を1社選び、売上・利益・純資産・現金の推移を見るだけで十分です。「この会社、思ったより堅いな」「意外と借入が重いな」といった発見が出てきます。

ステップ4|証券口座を整え、積立を仕組み化する

積立投資は、感情で続けるものではなく仕組みで続けるものです。NISA口座を整え、無理のない積立額を設定し、可能ならポイント付与のあるクレカ積立も検討すると継続しやすくなります。

参考:金融庁 NISA
SBI証券 NISA案内
楽天証券 公式サイト

ステップ5|純資産の推移を、月1回だけ確認する

毎日株価を見る必要はありません。大切なのは、「今月の純資産は増えたか」「借金は減ったか」「積立は続いたか」を月1回確認すること。これは個人版の”月次決算”のようなものだと感じています。

ここで動くと結果が変わる

簿記3級の価値は、知識量よりも「数字の見方」にあると実感しています。だからこそ、学んだ直後に1回でも家計B/Sを作り、1回でも決算書に触れ、1回でも積立設定をする。その小さな行動で、簿記3級は”勉強した知識”から”生活をラクにする武器”に変わりました。

まとめ|簿記3級は、悩んでいた私に「使い道」をくれた資格だった

正直に言うと、簿記3級を取ったばかりの頃は「これ何に使うんだろう」とモヤモヤしていました。でも企業を見るときは「利益」と「財務体質」を同時に見抜く力になり、自分の家計では「お金の流れ」と「純資産の増減」を管理する力になる、ということに気づいてから、資格が一気に実践知に変わりました。

もし今、「簿記3級を取ったけど活かせていない」と感じている人がいたら、それは知識が足りないのではなく、私と同じように使いどころにまだ出会っていないだけかもしれません。決算書を1社だけ見る、家計B/Sを1枚だけ作る、NISA積立を1つだけ設定する。その小さな一歩から、私も今まさに始めています。

最後のひと押し

まずは次の3つだけ、私と一緒にやってみませんか。
① 自分の資産と負債を書き出す
② 毎月の黒字額を把握する
③ NISAや積立の受け皿を整える

これだけで、お金に対する景色がかなり変わります。

参考リンク

※制度やポイント還元条件、対応サービスは変更されることがあります。最終的な条件は各公式サイトでご確認ください。
※本記事は個人の実体験と一般的な考え方を紹介するものであり、特定銘柄・商品の推奨や投資成果を保証するものではありません。投資は自己判断・自己責任で行ってください。

X投稿案(3パターン)

①数字フック型
簿記3級、取っただけだと正直「何に使うの?」でした。でもP/LとB/Sがわかると、PER・PBR・ROEの意味が一気につながります。今その使い方を実践中です。#簿記3級 #プチFIRE #新NISA
②共感型
簿記3級取ったのに「これ何に使うんだろう…」と思ってた人、私もそうでした。企業分析にも家計管理にもそのまま使えると気づいてから、景色が変わりました。#簿記3級 #家計管理 #資産形成
③ドキュメンタリー型
2026年6月、簿記3級合格。でも使い道がわからず放置しかけてました。今、投資と家計に落とし込み始めています。元看護師のプチFIRE生活、記録として残していきます。#簿記3級 #元看護師 #プチFIRE




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